今のロサンゼルスの話題は何と言ってもDisneyland のStar Wars :Galaxy’s Edge。
と思っている時に意外なヒットが Universal Studio Hollywood から生まれた。
昨年の9月から古いタイプのJurassic Park ride をアップグレードしてJurassic Worldと名を変え、
乗り物自体もっと恐怖心を煽るパンチのあるものに改造して7月12日からOpenしているのが今は大人気だ。
乗り物からすぐ近くにいる恐竜たちは突然柵を破って乗客にアタックという筋書きですが乗り物の両面には
HDのスクリーンがありそこから3Dでのホログラフなどで恐竜群を作り上げそれが観客に襲いかかるのだ。
つまり観客は恐ろしい恐竜がライドを襲い食べられそうになるが全てこれは超高画質のCG映像だけの話だ。
そして恐竜たちも大きく、叫び声もすごいと言う!
Disneylandのお偉いさんも”素晴らしい乗り物になった”と褒めそやしたと言うがそれは余裕のある天下のDisneyだからだ。
と言うのは7月19(金)、20(土)そして21日(日)のわずか3日間で待望の”The Lion King”実写版が米国/カナダ
だけで$185Million, 同時海外上映収入が$270 Million と言う驚異的な売上を出したからだ。つまりわずか3日で約$Half Billion。
この調子でいくと1週間で軽く$1Billion の 劇場収入額(約1,100億円)(Blockbuster Movie) に到達するスピードだ。
そしてこの中の海外収入には日本は入っていない。(日本は8月9日全国一斉上映)そして中国もあとだ。
The Lion Kingは日本でも劇団四季がブロードウエイで1994年から今でもやっている。ブロードウエイのショーでは
ライオンキングかオペラ座の怪人が長く人気のトップでありそのためライオンキング実写映画は相当稼ぐとの下馬評はあった。
映画を見た人はCGでの実写がここまで来たのかと皆驚くそうだ。さらにDisneyえの朗報は今でも上映して稼いでいる
”Avengers; Endgame”の劇場収入が映画史上最高の稼ぎ頭であった”Avator”を抜いて$2.8Billionになったことだ。
現在のハリウッド映画スタジオは圧倒的にDisneyが稼いでいる。
今年だけでも;Captain Marvel, Aladdin, Toy Story 4, Avengers;Endgame, SpiderーMan;Far From Home (Sonyと共同制作)
そしてThe Lion Kingさらに12月に新しいStar Wars と全て世界中で$1Billion 以上の大ヒット映画群だ。
Disneyland も Star Warsを$1BillionかけてやっとOpenしたがまだ完全ではない。
来年の1月17日に別の大きなアトラクションである "Rise of the Resistance “がOpen予定だ。(これで全てStar Wars は完成する)
今年のクリスマスに新しいStar Warsを公開して1月に新しいライド(Rise of the Resistance)を完成させてさらなるStar Wars人気を煽り
映画と遊園地で稼ぐ戦法だ。
さらにDisney MovieはHollywoodの名門映画会社 20世紀Fox社を今月買収を完了した。
今後の映画会社は劇場型は巨大スクリーンのIMAXと食事やドリンクやマッサージ機付きの椅子でお客が映画を見る豪華劇場
がどんどん出てきてと言うか今の通常の映画館がこういうデラックス化と見ている。Avengersなどは3時間の長い映画で今後の
ヒット映画は皆長くなるみたいだ。マッサージ付きの椅子に座らないと体が疲れるだろうと見る。
さらにDisneyも最近 Video Streaming会社を設立し各家庭にDisney 映画を配信して稼ぐ方向に向かった。
Video Streaningの元祖であるNetflix 社はこれに対抗すべく独自の映画制作会社を設立してOriginal Movieを作り出した。
かっての名門Hollywoodの映画会社も生き残りをかけてこの方向で動いているがすでにParamount やDisneyに買収された
20世紀Fox社が無くなった。
そしてかっての憧れの映画スターは必要なくなった。ソフトつまり映画の内容が重要視され、誰が演技しても内容と監督の腕が良ければ
ヒットする時代になった。
かっての人気スターであるTom Cruise 、Paul Newman 、日本では高倉健や鶴田浩二のようにこれらの人気スターが出ていれば
皆その映画を見に行った時代がだんだん無くなっている。
時代が変わった!
Mike Yamamoto